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〜・〜さいたま市 N邸〜・〜


耐震化工事@


 
さいたま市は耐震診断に対しての助成が出ます。  →さいたま市HP
 その要項は下記。

■耐震診断助成制度(さいたま市既存建築物耐震補強等助成事業)
 昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅
 より詳しい耐震診断を行う場合には、診断費用の一部を助成します。

■対象建築物
  昭和56年5月31日以前に建築された木造の戸建て住宅
■対象者
  当該建築物に居住している方。ただし、当該建築物を本人又は2親等以内の親族が所有していること
■助成金額
  住宅1棟につき耐震診断に要した費用の2分の1に相当する額。ただし、2万5千円を限度
■助成の対象となる耐震診断
  「さいたま市既存建築物耐震診断資格者名簿」に登録された建築士(診断資格者)が行うもの

 当社には診断資格者の建築士がおりますので、助成制度がご利用になれます。




基礎の状態 筋違の有無・サイズ 接合部の状態・金物の有無
床組の状態 調査は図面や書類による他、
地盤の状態・基礎・床下・
天井裏などのチェックを行い、
耐震性を評価する数値を
算出します。
土台の状態



 
 調査の結果は以下のようなものでした。


 ■木造2階建て スレート瓦葺き 築31年

 ■履歴等
    12年前に一部柱と筋違、壁を撤去し増築。

 ■総合所見
   増築の際に抜いた柱と筋違の影響が大きく、1階X方向の耐力が著しく不足。
   接合部の金物類の状況は、羽子板ボルトが数カ所入っているのみで、その他においては
   釘打ち、ほぞ差しであった。
   補強が急務と言える。
   X方向南側への効果的な補強で耐力を向上させるべきである。
   
 ■上部構造評点

 

 
建物保有耐力
必要耐力
上部構造評点
2階 X方向
5.63
9.19
0.61
Y方向
8.62
0.94
1階 X方向
13.32
40.55
0.33
Y方向
32.03
0.79

 上部構造評点(最小値)

0.33

上部構造評点

判定
1.5以上 倒壊しない
1.0以上 1.5未満 一応倒壊しない
0.7以上 1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い









 0.7未満が「倒壊する可能性が高い」ので、0.33であるこの建物は非常に危険です。

 しかし、築30年を超える住宅は0.7を超える耐力を持つものはほとんどないと思います。
 近年の基準は異常なほど厳しくなってきてることは事実なのですが、
 それほど以前の基準で作られた建物は弱いということになります。
 逆を言えばこの基準を満足する近年の住宅は丈夫だということも言えます。
 
 古い建物を耐震改修によって今の基準にまで上げようとすると、大がかりな工事が必要になり、
 新築するくらいの費用がかかってしまいます。

 正直言うと建て替えされた方がよろしいかと思います。
 しかし、予算の関係もありますし、家族構成も考えるとそうもいかない場合がほとんどです。

 従って、補強工事を行う場合、
 1.0を目標に、効果的な補強で費用を抑える方法をおすすめしています。




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