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〜・〜さいたま市 T邸〜・〜

 外壁の重ね張りに注意! 


 近年の外壁のリフォームで多いのは、
 既存の外壁に重ね張りする工法です。
 しかし、ここには思わぬ危険が隠れています。

 予算と工期がかかってしまいますが、
 お客様のご理解を得て、既存の外壁を
 一度解体して施工した例を紹介します。

 重ね張りをしていたら気付かなかった
 危険部位が次々と出てきました。





クラック


 壁のクラックは要注意。


腐食状況


 
外壁を剥がしてみると、雨水が浸みて
 柱が腐っていました。



白蟻被害

 
 水廻りの土台はシロアリでスカスカでした。
 柱がぶら下がっている状態です。


施工不良

 浴室をユニットバスにリフォームした際に
 他の業者に切断されてしまった筋違です。
 後でしっかり補強しておきました。



外壁解体中

 モルタルの外壁を剥がすと、
 断熱材が入っていない事が判明しました。
 このころの建物は
入っていないのも
 珍しくありません。


外壁解体中

 断熱材は居住性の向上の他、結露を抑える
 ため、建物の寿命を延ばします。



基準適合金物施工

 
 断熱材を入れ、金物で補強して、
 12mmの構造用合板を全面に貼ります。


構造用合板

 耐震性を計算する上での「壁倍率」による基準では
 4.5倍以上の強度を持つ壁となりました。




透湿防水シート

 
 透湿防水シート

 湿気を透し、水を防ぐシートを全面に
 
張ります。


サイディング完了

 サイディングを通気張りして完了です。
 通気張りとはサイディング(外壁材)を下地から浮かせて
 張ることによって、下地とサイディングの間に通気層を
 作り、結露防止や断熱性能を高めるものです。



玄関(施工前)

玄関(施工後)
   

全景(施工前)


全景(施工後)

 完成!


 劣化した建物に安易に重ね張りをするということは、
 怪我人に重い荷物を背負わせるのと同じ。
 悪いところは治療しないと危険です。
 
 もし重ね張りをお考えなら、我々のような専門家に、
 建物の状態を慎重にチェックしてもらうことをお奨めします。